WRG rd.22 ハイカラ大阪 SS.1
2007.09.19(22:52)
9/16日曜日。交通科学博物館の弁天町から環状線で大阪駅に舞い戻り、気になっていた物件にトライ。トルコライス(800円)

これが大阪のトルコライスです。って言っても、初めて食べるんやけどね。
「長崎名物」のトルコライスですが、大阪・神戸が発祥であるとの一説もあります。と言われても、大阪では見かけませんで。ということでごた〜いめ〜ん。
ドライカレーの上に、オムライスちっくに半熟玉子、そしてとんかつが乗ります。

明らかに長崎版と異なるスタイルでんな。とんかつは同じとして、ライスは長崎ではどちらかというと少数派のドライカレー。あちらではピラフ・チャーハンが過半数。そしてナポリタンさんが不在。大阪版の特徴である半熟玉子にはデミソースがかかっております。
最近のWRGでは、薄めのとんかつばかりやったけど、この物件は通常の厚め。

実は汗かきながらこれ食べましてん。というのも、ドライカレーがかなりスパイシー。嫌味のある辛さじゃなくておいしかったで。長崎版ではナポリタンやデミソースのトマト系が味の中心になるのに対して、大阪版はライス/カレー味が中心で全体の味の調和を図る、という違いも面白い。

このお店、数年前にできた新し目のお店なんやけど、大阪にはじめてスープカレーを紹介したことでも有名。ほんとは大阪版トルコライスは喫茶「パウゼ」という古めのお店でトライしたかったんやけども平日しか営業してないんで断念。そもそも大阪版トルコライスを出すようなお店がほとんどない中で、ここはパウゼとほぼ同じ味・スタイルのようです。
さてさて以下ボクの勝手な考察:
これこそ「食の方言」じゃないかと思います。今回の大阪版は、長崎版よりも、むしろ以前のrd.20/SS.3武生のボルガライスと酷似しています。長崎から「直輸入」された物件でないことは明らか。逆もしかり。何か間接的にレシピが伝わったのでしょう。
トルコライスはいずれにしても、その食材が、特殊な地域、特殊な調理法に限定されるわけではありませんから、おそらく明治・大正の洋食黎明期における創作料理だったろうことは容易に想像できます。
1軒もしくは数軒程度で出される料理だったのが、おそらく新聞か雑誌などで紹介されたのが、飛び地伝播の原因じゃあないだろうか???昔のことだからグルメ記事に大きな、または複数の写真は使わなかっただろうし、下手すると文章だけ。天声人語のボリュームさえもない小さなコラムだったかもしれない。これなら同じ名称の料理でスタイルが異なってしまったことも説明が付く。料理人の移動に伴うレシピの伝播では多分ないでしょうね。
ただ伝播先が、長崎、大阪、(福井?)しか残っていないことを考えると、長崎版が地域的に広がりをみせる前の出来事だったろうと思います。
大阪でも大阪版をもっと広めればいいのにね。肉じゃがの舞鶴VS呉みたいに楽しく戦えば、両方ともトクなのに。
グリル北斗星
大阪市北区梅田1−2−2大阪駅前第2ビルB1






